区分マンションの平均価格が初めて3000万円超え 一棟物件は下落、利回りは全種別で上昇 楽待の2026年7~9月期調査

不動産投資サイト「楽待」を運営する楽待株式会社(本社:東京都中央区、東証スタンダード、証券コード:6037)が、同サイトの投資用不動産市場調査の2026年7月~9月期の結果を公表しました。調査期間は2026年7月1日~同年9月30日で、期間中に「楽待」へ新たに掲載された全国の物件が対象です。
今回の調査では、物件の種別によって価格の動きが分かれました。区分マンションの平均価格は初めて3000万円を超え、過去最高を更新しました。一方で、一棟アパートは2四半期連続、一棟マンションは5四半期ぶりに価格が下がっています。表面利回りは、すべての種別で上昇しました。

今回の調査の主なポイント
- 一棟アパートは2四半期連続、一棟マンションは5四半期ぶりに価格が下落
- 表面利回りは全種別で上昇し、区分マンションは2022年1-3月期以来の高い水準に
- 区分マンションの平均価格は3033万円で過去最高、都心で1億円超の物件の掲載数が増加

区分マンションは2012年の集計開始以来の最高額に
区分マンションの平均価格は3033万円でした。前四半期の2857万円から176万円増え、2012年に集計を始めてから最も高い金額となっています。
価格を押し上げた要因として挙げられているのが、東京都心3区(千代田区・中央区・港区)での1億円以上の物件の新規掲載です。この価格帯の掲載が前四半期より増えたことが、平均価格の上昇につながりました。楽待株式会社は、高額物件の売り先が投資家層にも広がっている可能性があるとしています。
表面利回りは小幅な上昇にとどまったものの、2022年1-3月期以来の高い水準となりました。

一棟アパート・一棟マンションは価格が下落
一棟アパートは新規掲載数が集計開始以来の最多
一棟アパートの平均価格は8417万円で、前四半期の8588万円から171万円下がりました。価格1000万円未満の物件や築年数の古い物件の掲載が増えたことが、平均価格を押し下げた一因とみられています。また、新規掲載数は3万1530件となり、集計開始以来の最多を記録しました。
一棟マンションは5四半期ぶりの下落
一棟マンションの平均価格は2億4196万円でした。前四半期から395万円減り、5四半期ぶりに下落へ転じています。
今四半期は、高額物件の掲載増加が区分マンションの平均価格を押し上げた一方で、一棟物件は価格が下がるなど、種別ごとに異なる動きが見られました。楽待株式会社は、金利上昇が不動産市況にどのような影響を与えるのか、投資用不動産市場の動向を引き続き注視していくとしています。
出典:楽待株式会社


