神奈川の社会人ひとり暮らし、2025年にいちばん契約された街は「日吉」 武蔵小杉とその周辺駅も上位に

「住みたい街ランキング」とは別に、実際に契約が結ばれた街はどこなのか。株式会社エイブル総合研究所が、神奈川県で社会人がひとり暮らしの部屋として選んだ駅のランキングをまとめました。グループ会社である株式会社エイブルの成約データを使い、2025年に実際に契約実績のあった神奈川県内の駅を順位化したものです。1位は日吉で、武蔵小杉とその周辺の駅も上位を占めました。

1位は4路線が使える日吉
日吉は、渋谷・横浜・新横浜へのアクセスが良い駅です。4路線を利用でき、目黒線では始発列車も使えます。「都心も横浜も新幹線も」使える機動力の高さが、この街の特徴として挙げられています。
駅の周辺は、慶應義塾大学を中心ににぎわう学生街です。手頃な飲食店が多く、スーパーや商店街も駅前にまとまっています。通勤・通学から毎日の買い物まで、生活に便利な街として紹介されています。

武蔵小杉とその周辺駅、向ヶ丘遊園も注目
武蔵新城は、人気の武蔵小杉まで5分という立地にありながら、家賃が比較的抑えめな駅です。駅前に広がる商店街やスーパーが充実し、飲食店も多いことから、暮らしやすさがひとり暮らしのニーズと合う住環境とされています。近くに大手メーカーの本社があり、ひとり暮らしの社会人が多いことも特徴です。
武蔵小杉には、JRと東急の複数路線が乗り入れており、都心や横浜へ直接アクセスできます。東横線の特急や成田エクスプレスも停まる交通の要所です。再開発で整った駅前には大型商業施設が集まり、買い物や外食にも困りません。家賃は高めでも、時間を効率よく使いたい社会人に支持されている街です。
新丸子は、武蔵小杉まで歩いて行ける距離にあり、大型商業施設も普段使いできます。それでいて家賃は武蔵小杉より13%低く、一割以上低い水準です。住居費を抑えつつ、便利な生活圏を共有できる点がポイントです。駅の周辺にもスーパーや飲食店、昔ながらの商店がそろっており、日常生活の利便性も十分とされています。
向ヶ丘遊園は、小田急線の急行が停まる駅で、新宿方面へ乗り換えなしで行けます。駅周辺は再開発で整備が進み、新しい飲食店やおしゃれな店も増えています。スーパーなど日常の買い物環境も整っており、学生街としての暮らしやすさに新しさが加わった、社会人にも注目の街として取り上げられています。
上位に並んだのは、交通の便に加えて、駅前の充実度や買い物環境といった日々の暮らしやすさを備えた駅でした。家賃の安さだけでなく、通勤と生活の利便性をバランスよく備えた街が、社会人のひとり暮らしに選ばれています。

集計の条件
今回のランキングは、次の条件で集計されています。
- 1R、1K、1DK、1LDKのひとり暮らし物件が対象。1Kの物件数が最も多いため、1Kの家賃金額に寄った中央値となっている
- 家賃は管理費(共益費)込みの中央値で算出。中央値のため参考値
- 2025年1月~12月のエイブル成約データを基に作成。市場全体の傾向を示すものではない
- 社会人は会社員・公務員・自営業などが対象
エイブル総合研究所は、賃貸仲介事業を展開するエイブルグループを母体とするシンクタンクです。豊富な成約データや入居者データを基に、住まいに関するテーマを多角的に分析しています。「賃貸のこと、ちょっとマジメに、もっと面白く」をコンセプトに、家賃動向や制度改正を中心として、住まい選びや賃貸経営に役立つヒントを発信しています。


