注文住宅の依頼先はどう絞り込んだ? 上位は「展示場・モデルハウスの見学」57.0%と「担当者との打ち合わせ」41.0%

株式会社NEXER Groupは株式会社トラストホームと共同で、「注文住宅を建てた理由とハウスメーカー・工務店の選び方」についてのアンケートをおこないました。対象は、事前調査で「注文住宅を建てたことがある」と回答した全国の男女で、有効回答は100サンプルです。調査はインターネットで実施され、期間は2026年10月21日~10月28日でした。以下は、株式会社NEXER Groupと株式会社トラストホームによる調査の結果です。

注文住宅を選んだ理由のトップは「間取りを自由に決めたかった」
注文住宅を選んだ理由を複数選択可で尋ねたところ、回答の多かった項目は次のとおりです。
- 間取りを自由に決めたかった:64.0%
- 家族の暮らし方に合わせたかった:37.0%
- 建売住宅では希望の立地がなかった:18.0%
具体的な理由としては、「間取りや内装を自由に設計できる」「収納を広く取りたかった」「生活スタイルに合わせた家を建てたかった」「耐震性と収納を中心に考えた」といった声が寄せられました。収納やデザイン、生活動線など、暮らしの細かな部分まで希望を反映させたいという回答が目立ち、希望の土地に合わせて建てたかったという、立地を出発点にした理由も見られました。

依頼先選びで重視したのは「価格・コスト」、ただし性能や保証も僅差
ハウスメーカー・工務店を選ぶ際に重視したポイント(複数選択可)では、次のような結果になりました。
- 価格・コスト:49.0%
- 構造・工法への信頼性:35.0%
- デザイン:33.0%
- 保証・アフターサービス:30.0%
- 住宅性能(断熱・耐震など):30.0%
価格が最も多かったものの、信頼性やデザイン、性能、保証が近い割合で続いており、金額だけでなく長く安心して住めるかどうかも含めて比較している様子がうかがえます。最も重視したものとしては、「有名メーカーは高すぎてローンが組めないと思ったので価格」(30代・女性)、「寒冷地なので断熱性」(50代・男性)といった声のほか、「担当の営業マンの人柄がよかったので、間取りの変更などがスムースにできた」(70代・男性)のように、担当者の人柄や提案力を挙げる回答もありました。

最終的な絞り込みは「実際に見て、話す」が上位に
依頼するハウスメーカー・工務店を最終的にどう絞り込んだか(複数選択可)を聞くと、「展示場・モデルハウスの見学」が57.0%で最多となり、「担当者との打ち合わせ」41.0%、「施工事例の確認」29.0%、「知人の紹介」24.0%が続きました。カタログやウェブサイトだけで判断するのではなく、足を運び、人と話して確かめる行動が上位に並んでいます。また「知人の紹介」も2割を超えており、身近な人の体験談が後押しになるケースも少なくないようです。
具体的な方法としては、「複数のメーカーの見積とプランを作成してもらい比較した」(50代・男性)、「担当者と何度も打ち合わせをして決めた」(60代・女性)、「住宅建築に詳しい知人の推薦で決めた」(50代・男性)などの回答があり、複数社を見学・比較しながら慎重に検討を進めた様子が読み取れます。
「良かった」と感じた一番の決め手は「担当者への信頼感」
選んだ依頼先について「良かった」と感じた一番の決め手を尋ねた結果は、以下のとおりです。
- 担当者への信頼感:25.0%
- 完成後の住み心地:21.0%
- 施工の品質:20.0%
- 価格への納得感:15.0%
「担当者への信頼感」を選んだ人からは、完成していない高額な商品を長い時間をかけて一緒につくり上げる特殊な買い物だから、という理由が挙がりました。「完成後の住み心地」では「思い通りの設計で快適に暮らせている」(70代・女性)、「施工の品質」では「施工が丁寧だから」(60代・男性)といった声が寄せられています。要望への柔軟な対応や施工過程が見える安心感、完成後の暮らしへの満足など、家が建つまでのプロセスとその後の暮らしの両方を評価する回答が多く見られ、価格そのものよりも人や仕上がりへの納得感が決め手になっていることが示されました。


