遊休社有地を「水とエネルギーの自給拠点」に サステナブルホールディングスが「サステナブルパークプロデュース」を開始

サステナブルホールディングス株式会社は、工場敷地や社有地、遊休不動産を保有する企業を対象とした「サステナブルパークプロデュース」事業を始めました。この事業では、大気水生成装置「AirElixir(エアエリクサー)」と再生可能エネルギー設備を組み合わせます。活用に悩む社有地を環境貢献(ESG/CSR)の実効的な拠点へと転換し、平常時の従業員ウェルネスと有事の地域防災貢献を同時に実現します。
具体的には、太陽光発電、高容量蓄電池、「AirElixir」を統合配置し、配管工事なしで水とエネルギーを自給する緑化・休憩公園スペースをつくります。普段は社員の休憩や地域開放スペース(脱プラ給水所)として使われます。災害時には、配管網や系統電力が遮断された状況でも地域を守る、完全自立型の防災拠点として機能します。
維持コストに悩む社有地と、問い直される企業の地域貢献
近年、上場企業を中心にサステナビリティ経営やESG投資への対応が求められるなかで、保有する工場敷地や未利用地、緑地スペースの維持コストや定量的な活用策は、多くの企業にとって長年の課題となっています。さらに大規模な自然災害が頻発するなか、地域社会に根差す企業としての「有事の地域貢献(地域BCP)」のあり方も再定義されています。
こうした状況を受け、同社はエネルギー事業で培ってきた太陽光・蓄電池の統合技術と、現場の空気から安全な飲用水を生み出す「AirElixir」を融合しました。地中に水道配管を引く大規模工事を行わずに、社有地を「水とエネルギーの自給拠点」へとアップデートする企業向けソリューションとして立ち上げています。
社有地の価値を高める3つの機能
1つ目は、地下配管工事ゼロで実現する給水・リフレッシュ空間です。既存の水道配管や系統電源の施工が難しい敷地の奥や緑地区画でも、機器を配置するだけで独立した給水・給電ポイントを設けられます。日本の水道法基準を満たす安全な飲用水を生成し、マイボトル利用の促進による社内の脱プラスチック化や、従業員のウェルネス向上につなげます。
2つ目は、ESG・CSRの実績を数値で示せる点です。再生可能エネルギー100%で駆動し、現地での水の創出実績を定量的なデータとして可視化します。これらは企業の統合報告書やサステナビリティレポートに掲載できる「具体的な実体のあるESG施策」として、ブランド価値の向上に直結するとしています。
3つ目は、有事に企業価値を守る「地域自立型防災ステーション」としての機能です。巨大地震や集中豪雨でインフラ網が途絶えた際にも、完全オフグリッドで稼働を続けます。近隣住民や帰宅困難者に1日最大100L〜1,000Lの非常用飲用水と電源を供給し、地域貢献度の高いCSR防災拠点を形づくります。太陽光パネル、高容量産業用蓄電池、AirElixirをワンストップで統合して設置するため、外部の水道配管や商用電源が遮断された環境下でも、完全オフグリッドで24時間自立稼働するといいます。
想定される敷地と、水質・サポートの体制
活用エリアとしては、企業が持つさまざまな敷地を想定しています。
- 工場・リサーチセンター敷地内の緑地スペース
- 本社ビル・事業所周辺の屋外パブリックスペース
- ロードサイドの未利用不動産・土地資産
- 社員研修所・福利厚生施設の屋外エリア
生成される水については、高精度エアフィルターによる空気浄化、多段階ろ過、UV(紫外線)殺菌処理を施す「6段階のクリーン浄水プロセス」を採用しており、日本の水道法基準を満たす飲用水として設計されています。
導入にあたっては、敷地調査から太陽光・蓄電池の最適な容量設計、設置施工、定期メンテナンス、定量的ESGデータの算出支援までを同社がワンストップでプロデュースします。サステナブルホールディングス株式会社は東京都渋谷区桜丘町3番2号 渋谷サクラステージ SAKURAタワー6階に本社を置き、代表取締役は茂木 健太氏です。太陽光発電所や蓄電池などの再生可能エネルギーインフラを構築するENERGY事業、空気製水機を提供するAirElixir事業、グランピング施設を運営するglampark事業など、多角的なサステナビリティ事業を展開しています。


